2015年12月18日金曜日

2016.03.26改正を考察する

通例より2週間遅い2016.03.26に実施されるダイヤ改正では2000系の運用にも大規模な変化が起こることとなった。本記事では改正による車両の動きなどを考察する。

今回の改正による2000系運用の主な変化は次の通り。
・「しおかぜ」「いしづち」からの撤退
1990.11.21改正から運用されてきた「しおかぜ」、1994.12.03改正から運用されてきた「いしづち」からそれぞれ撤退し松山在籍車は「宇和海」専任となる。
・「宇和海」指定席位置の変更と完全モノクラス化
改正後は松山車唯一の運用列車となる「宇和海」は指定席が上り方に変更されるほか4往復に連結されていたグリーン車運用が廃止される。なお従前4往復+直通列車1往復で運用されてきたラッピング車については4往復(うち上り1本は一般車併結)の運用となり3両(2152,2204,2107)体制に縮小され、また指定席位置の変更に伴い2100一般車に関しては高知所在籍車とのトレードが実施される。
・「南風」の完全2クラス化
2014.03.15改正で2両運転が全廃されるなど充実が図られてきた「南風」では今回全列車がグリーン車付編成での運転となる。

なおダイヤ改正において消滅する運用などの最終列車は次の通り。
日付列車内容
2/1821D2006の「しおかぜ」最終充当
2/191064D2006の「宇和海」最終充当
3/721+1021D一般車なし7連最終、この列車を最後に2100が1両離脱
3/2121D増結8連・全車岡山発着最終列車
3/249043D2000系「いしづち」(単独運転)最終列車
3/2521+1021D2000系「しおかぜ・いしづち」最終列車
3/2553+5027Dグリーン車なし「南風」最終列車
3/261052Dこの列車を最後に2000松山車が1両離脱
3/261066Dグリーン車付「宇和海」最終列車